アレクサンドル ロトチェンコ展を見る

目黒にある「東京都庭園美術館


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随分久しぶり。美術館。

今日は東京都庭園美術館へ。

たまたま朝TVで特集をしていたので。
ちょいと見に行ってきました。


アレクサンドル ロトチェンコ。
20世紀初頭に活躍。


幾何学の油絵。というのがボクの感想。
点、線、面を多彩に操り、
そこに色彩を絡める。


ことなる色彩を大胆にちりばめ、空間を表現する。


まさに、現代のドローイングデザインのパイオニアです。


中期〜後期には、実際のロトチェンコがデザインした
ポスターやデザインが多数展示。



この人のすごいところは、
一つのデザインを作り上げるのに、
キャッチーなコピーが見事にデザインにとけ込み、
そしてコピーはコピーライターにまかせる。



つまり、現代と同じようなもの作りの仕方を
1900年の前半に確立させていたということ。



まさに今のクリエイティブワークの礎を
普通にやってのけているのです。


今ではコンピュータを使って
簡単に表現できるものも、
もちろんこの時代にはなかった。
作品を一つ作り上げるまで、どれだけ
大変だったろうに。

…ま、今も大変ですが、ね。



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しかし、庭園は気持ちよかったなぁ。

takahashi